年を取ってから英語を始める際の効率的・具体的な勉強方法に関して

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前回、年をとってからも英語の学習が可能かどうか、というトピックでお話をしました。私はじきに三十路ですが、周りの人をみていると、本人の努力次第では十分に話せるようになる、というのが個人的な見解です。

年をとってからの勉強は一般的に不利であると認識されていますが、私は最初に勉強した英語よりも次に勉強したドイツ語、その次に勉強したロシア語と、次第にコツをつかんで勉強しやすくなりましたので、リスニング能力などは若い時に比べると劣化するかもしれませんが、応用力が代わりに身につきます。

今回は、具体的に、そうした方のための勉強方法に関してお話していきたいと思います。

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50歳を過ぎてから英語を勉強し始めた私の父

前回の記事でも触れましたが、もともと英語とはあまり関係の無い仕事を勤めていた私の父も、今年になって、2020年オリンピックに向けて英語を勉強しなくてはならなくなったようで、大学を卒業しておよそ30年ぶりに英語の勉強をはじめています。

英語の勉強を始めるにあたって、いくつかアドバイスを求められたので、一応私が語学を勉強するにあたっておこなっていることと、それをサラリーマンの父仕様にアレンジして伝えたので、今回は主にその内容について触れていきたいと思います。

私の勉強方法は、本などから得た知識も多いですが、基本的には語学学校の教師の知り合いなどに教えてもらった知識ですので、そうした人のところには年輩の人もきますし、自分でもあまり的外れな勉強方法ではないと思っています。

以前からお伝えしているように、英語にせよなんにせよ、語学を学ぶのに必要なことの基本は『話す、聞く、読む、書く』のすべてをバランスよく行うことです。楽して話せるムシのいい話は、基本的にそうは無いと思います。

ですので、軸として『レアジョブ』のようなオンライン英会話教材であったりEnglish townのようなオンライン勉強ツールをすえたとしても、やはりそれにプラスして、独自に新聞を読んだり、ニュースを聞いたりといった取り組みは続けていかなくてはいけません。

ここで問題になってくるのが、時間だけは豊富にある大学生とは違い、社会人ともなると、そう多くの時間を捻出し、勉強にだけあてることができない、ということです。特にキャリアを重ねて、管理職ともなると、土日はお偉いさんとのゴルフであったり、役員会であったりと、新入社員以上に時間の融通が利かなくなる事実があります。

ただし、語学を体系的に学ぶためには、上述の4要素をバランスよく勉強することが必要であり、そのためには毎日まとまった時間勉強しなくてはいけない、というジレンマがあります。

ですので、お勧めするのは(これは管理職の人に関わらずですが)、一日の中でもっとも自分の自由になることが多い『朝の時間』を英語の勉強にあてる生活習慣に作り替えることです。これが、語学の勉強に集中し、ひいては語学を習得するための第一歩です。

朝は唯一、自分の自由になる時間である

夜ですと、どうしても飲み会やらマージャンやら急な付き合いの用事がはいってしまいますし、通勤時間中の電車内で勉強するというやり方も、人によっては徒歩通勤やマイカー通勤などで、利用することができません。

それに対して、朝の時間であれば、邪魔が入ることなく朝の30分~1時間を使って勉強することができます。

勉強方法と具体的な到達度

さて、具体的な勉強方法に関してですが、体系的な勉強であれば、オンライン英会話の独自教材を使用することがお勧めです。私の父親のように明確な目標が『オリンピックに備えた英会話』であれば、期間に余裕もありますし、まずは大卒以来なまってしまった英語力のリハビリが必要です。

レアジョブ教材

レアジョブ教材

これは中級者ですが、初心者用のものもありますし、英語の記事を用いたレッスン(記事を音読して読んだ後、その記事についての意見の交換を行う)なども可能です。こうした教材を使用すれば『リーディング』『リスニング』『スピーキング』の3つが同時に習得可能です。

また、人によっては『とりあえず文法を身に着けてから』という人もいるかもしれませんが、ここは人によるところで、理想としては文法的な事柄と実践的な事柄のバランスがとれていることです。実践(オンライン英会話)を通じて、分からないところを文法の参考書などで復習する、というやり方もアリです。

形はどうあれ、まずは毎日英語を続けられる環境を作り出すことが重要ですので。

さて、勉強方法の続きですが、このオンライン英会話の授業が30分および、最初のうちはその日に勉強した単語の復習をお勧めしています。どの程度の英語力かは個人差がありますが、大体、その文中に4~5個、新しい語彙が出て来る程度の文章を毎日読むようにしましょう。

そして、その新しく出て来た語彙を使って、毎日簡単な英作文をします。例えば以下、洋書の抜粋です。

There was no break for the construction crews working frantically on Hong Kong’s grandiose new convention center…

(引用:The return of depression economics/ by Paul Krugman)

『香港の壮大で新しいコンベンション・センターで、大急ぎで働く従業員たちにとって、休憩の時間は無かった』

この文の中で『frantically(半狂乱で)』という単語が目新しいものであれば、この単語を使って一文作成します。その際、文章は長ければよいですが、例えば

She frantically searched for her dog.(彼女は半狂乱で彼女の犬を探した)程度のものでもいいです。ただ、ここでお薦めなのは、できるだけ実践に近い形式で行うことです。

つまり日常生活で『This is a pen』なんて英文は金輪際使わないように、自分で例文を作る際は、とりあえず、自分の意見や日常生活に置き換えて作り直すと、将来的に会話文の中などで活用できます。

In India, I frantically run after a man who stole my bag.

『インドで、私は私のバッグを盗んだやつを半狂乱で追いかけた』

としておくと、将来インドでの出来事を人と対話するときに、一つすでに下書きが出来上がっているようなものです。このように、毎日少しずつ『語彙を学ぶ』→『例文を書く』→『それを暗記する』を繰り返していると、次第に話せることが増えてきます。

このオンライン英会話と、例文の作成で時間的には40分程度かと思いますので、そこまで日常生活に負担な時間ではないでしょう。単語を使っての例文くらいでしたら、夜帰ってから寝る前などでも時間が作れますし、そこまで難しくはありません。

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