オンライン英会話のコストパフォーマンス分析結果と上位3社

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今まで35を超えるオンライン英会話を採点してサンプルが集まってきましたので、ある程度、割りの良いオンライン英会話会社と割の悪いオンライン英会話会社の違いが明確化されてきました。今回は、オンライン英会話会社のコストパフォーマンスについてまとめていきたいと思います。

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オンライン英会話とコストパフォーマンス

コストパフォーマンスとは、英語でもcost performanceで、まぎれもなく外来語です。定義としては、効果を費用で割ったものですので、例えば、1L100円のオレンジジュースと、2L150円のオレンジジュースで、味が同じなら後者のほうがコストパフォーマンスが高い、という形になります。

ただし、オンライン英会話の『効果』とは、どのように図るものなのでしょうか。理想をいえば、TOEFL60点ぴったしの人が、3ヵ月そのオンライン英会話を受講し、最終的に加算されたTOEFLの点数、みたいなことができれば分かりやすいのですが、これは反復してできる実験でもありませんので、割と効果のほどを図るのは難しいです。加えて、オレンジジュースの量のように、単純に値段が二倍だから、量も二倍、というわけにはいきません。

前回もどこかで書いたと思いますが、定量化できるモノと違って、オンライン英会話のようなサービスでは、500円の牛丼と5000円の和牛ステーキの美味しさを比べるように、満足度を数字に置き換えるのが難しいのです。5000円のステーキの味と感激度が、500円の牛丼の10倍であるわけではありません。

私がオンライン英会話の「コストパフォーマンス」を計算する際には、まず、以下のような表と、対数近似曲線を用いています。

コストパフォーマンス相関表

コストパフォーマンス相関表

値段は、30分辺りの単価です。オンライン英会話は、大体使用量が多ければ多いほど30分辺りの単価が安くなる計算ですし、BestteacherやEnglish townのように30分辺りの単価が割り出せない会社もありますが、基本的には一律、月20日~毎日レッスンを受講するプランを受講した場合で換算しています。

問題は、レッスンの質のほうです。これは、料金を除いた講師の質、サポートの質、使い勝手などを綜合し、完全に主観的な基準で判断しています。ちなみに、ベルリッツとECCウェブレッスンには満点の10点をつけています。

ただし、この点数を料金で割るだけでは、そもそもこの『質』の概念が定量的なものではないため、えらく不均衡な数字になってしまします。前述の和牛の例のとおり、30分辺り2000円のオンライン英会話は30分辺り200円のオンライン英会話の10倍優れている、というわけではないため、この計算を行うと、30分辺りの単価が高ければ高いほど不利になってしまいます。

そこで私は、オンライン英会話のコストパフォーマンスを図るために新たな式を導入しました。まずは、上述のグラフの対数曲線の式をざっと求めます(ルートがたくさん出て来る式になりましたが)。この対数曲線上の値は『中間値』ですので、その値段の時にはこの点数が妥当、というものがこれで分かるようになります。サンプルデータによると、30分辺りの単価200円のオンライン英会話のクオリティは『5点』で、単価1600円程度で『8点』が相場だといえます。

これはあくまで相場ですので、今度は、図表上の各オンライン英会話の点数が、その対数曲線からどこまで乖離しているか、を計算しました。得点を、同じy軸にあるその対数曲線上の点で割った値ですので、この数値が『1以上』であればコストパフォーマンスが平均以上、『1以下』であればコストパフォーマンスが平均以下、という結果が割り出されます。

コストパフォーマンス相関表2

コストパフォーマンス相関表2

例えば、私は30分辺りの単価990円のスキマトークには、7.75という点数をつけました。上述の図を見てみると、30分辺りの単価990(約1000)円の適正数値(7.3~7.4)よりも、スキマトークの点数は1.04倍ほど上ですので、図の中でも上に少し浮いているのが分かります。

こうやって、あくまで主観的な点数付けではありますが、一定の法則に基づいて、オンライン英会話のコストパフォーマンスをはじき出していっています。

コストパフォーマンスの良いオンライン英会話

まだ格付けしたオンライン英会話会社は35社程度ですが、この中で、コストパフォーマンスの良かった上位3社+αを紹介したいと思います。

1位 ELTO

医療英会話にも対応しているELTOのコストパフォーマンスが、私の計算式ではトップで、平均値との乖離は約1.45です。30分辺りの単価は280円で、これは一般的な『格安オンライン英会話』の部類に属しますが、この値段設定からは考えられないほど教材、講師の質に優れており、長期的には確実に英語力の向上が見込めます。

ELTO

ELTO

2位 PIKT

洗練された講師の質、教材、そしてカリキュラム設定などが魅力のPIKTがコストパフォーマンスでは2位です。30分辺りの単価は250円で、これはレアジョブをはじめとする多くの格安オンライン英会話と同じ値段設定ですが、この値段設定の会社の中では頭一つ抜けたクオリティを誇ります。

講師の質としてはネイティブレベルに際立った者が多い、というわけではありませんが、度の講師も平均してクオリティが高く、外れ講師があまりいない状況ですし、無料教材の内容もちゃんと考えられています。また、IELTSやTOEFLなどの試験対策コースも充実しています。

PIKT

PIKT

3位 Bizmates

ビジネス英会話に特化したフィリピン系オンライン英会話、Bizmatesが3位です。講師の質はビジネス英会話をうたっているだけあって優れており、コース、カリキュラムも長期的にビジネス英語力が向上するような作りになっています。

値段設定は30分辺り480円と、他のフィリピン系オンライン英会話と比べ若干割高ですが、それに見合った、むしろその値段設定以上のクオリティを誇っており、少なくとも損はしません。

ビジネス英会話bizmates

ビジネス英会話bizmates

おまけ English town, Best teacher

この2社に関しては、月額払えば使いたい放題で、30分辺りの単価が計算できず、よってコストパフォーマンスをはじき出すことが不可能です。1日30分ずつ利用したとしても、コストパフォーマンス傑出度は1.7で、同水準のコストのオンライン英会話よりも2倍近く点数が離れていて、驚異的なコストパフォーマンスの良さです。

また、他にmy sky English, Live English, my tutor, アルクなども標準値を高く上回っており、この辺もコストパフォーマンスの良い会社と呼べます。

上述の通り、今回紹介したコストパフォーマンスはあくまで私が採点した主観的なスコアに即して計算されていますので、人によっては考え方が異なると思います。最終的には、自分に合ったオンライン英会話を探し出すことですので、やはり、無料体験などをいくつかおこなって、そういった『適した』オンライン英会話を見つけ出しましょう。

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