英語のディスカッションスキルをオンライン英会話で磨く

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友人とのおしゃべり、会社、学校、どんな場合でも、大なり小なり、ディスカッションというものが生じます。それは、旅行の行き先であったり、セミナーの議題であったり、はたまた100億円のプロジェクトの候補地の話であったりと、その特性はまちまちですが、特に欧米では、お互いがお互いの意見を譲りませんので、延々深夜までディスカッションが及ぶことも多々あります。

今回は、そうした欧米でのディスカッションシーンについて見ていきたいと思います。

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欧米でディスカッションが生じる頻度

そもそも、欧州人(もしくは白人全般)は物事に理由を見つけたがります。なにか意見を出すと大抵『なんで(そう思うの)?』と聞かれます。ビジネスシーンでなくても、昼食のチョイスや待ち合わせ場所などでも意見と理由を聞かれます。まあ、昼食のチョイスや待ち合わせ場所程度であれば、そこまで白熱した議論になることになることはありませんが、まず、欧米の大学生というのは、エリート思想の持ち主であることが多く、様々な分野において教養を持ち合わせています。

それこそ、サッカー監督の采配から、大戦の戦後賠償、我々はどこからきてどこへ行くのか、経済政策、移民問題(ただし、センシティブな問題に関してはできれば友人の部屋などでやりましょう)など、幅広いトピックについて個々の定まった考えを持っている場合が多いです。

勿論、知り合った初日に『じゃあ君は、共産主義経済はなんで失敗したと思う?』と尋ねるのは明らかにおかしいですが、何回か一緒にビールを飲んで、ある程度お互いの気心が知れたら、お互いの話の方向性に沿ってディスカッションを始めても大丈夫です。

ちなみに、ディスカッションですが、別に勝ち負けがあるようなモノではありませんし、私の場合は特に外国人ですので、結局、お互いの環境や教育に左右された意見を持っているね、的な締めくくりで終わりますし、話している最中はお互いにまくしたてますが、それも仲が良いから許されます。韓国人と白村江の戦いや731部隊の議論をしたこともありますし、中国人と尖閣の話をしたこともありますが、彼らとの関係はいたって良好です。そもそも、海外に来ている時点で、彼らの多くが『個々の意見は個々の育った環境、教育に左右される』という非常にtolerant(寛容)なマインドを持っています。

逆にいうと、この『寛容な精神』を持たずに議論の場に望むと、疎まれます。自分の堂々とした意見を述べることと、人の話を聞き入れることは、別に矛盾しないことですし、意見を述べ、そして、相手の意見もしっかり聞き入れる、それに対して、再度別の視点からアプローチしていく、という形で、ディスカッションが止揚されていきます。

もともと、オンライン英会話の講師はあくまで講師ですので、こちらの言い分をふんふん、と聞いてくれますが、実際のディスカッションではそうはいきません。相手の言い分をよくきき(リスニングスキルが要求されます)、かつそれに英語でレスポンスする必要があります。

オンライン英会話で英語でのディスカッションにチャレンジ

実践とは若干違うとはいえ、練習になるのはやはりオンライン英会話のような英語を話せる場所です。まず、一番オーソドックスなディスカッションが『pro-contra argument』とよばれるもので、要するに、何かのトピックに対してagreeかdisagreeかを述べ、それに対する意見や例を付け加えていくものです。

似たような形式で、IELTSやTOEFLのスピーキング、ライティングも行われます。まず、自分の意見を明確にし、それに対する理由付けを行う、という手順は、試験のみならず、一般的な友人とのディスカッションでも通用しますので、その点、TOEFLやIETLSの勉強をすることは、そっくりそのまま現実社会に対しても有用です。

1)What images spring to mind when you hear the country Japan?
2)What are the good things and bad things about Japan?
3)What is Japan famous for?

『(1)日本といえば何を思い浮かべますか?(2)日本の良い点と悪い点は何ですか?(3)日本の有名なものは何ですか?』

例えば、このサイトは多くのトピックを扱っているサイトで、こうした卑近な例から、我々に馴染みのない宗教や政治の話題も扱っていますが、これらは割と上級者向けですし、逆に、こうした話題についてこれるフィリピン人講師は多くはありません(そもそも、専攻が違うこともありますし)。

A discussion can bring out your students’ interests and motivate them; it’s a chance for them to talk about the things they really care about. Giving and justifying opinions in English can also bring students a sense of accomplishment, as they are using the language to express complex ideas.

『ディスカッションは、我々の生徒に興味とモチベーションをもたらし、これは彼らが気を留めていることに対して議論するうえで絶好の機会でもある。英語で意見を出し、判断することは、自らの言葉で自らの意見を論じるための助けにもなる。』

フリートークは、ただやみくもに行うだけですと時間の無駄ですが、このように、明確な目標を決めて行うことで、かなり有効に活用することが可能です。まずは簡単な話題(上述したような身近な例)からはじめ、徐々に語彙力や表現力を上げていく必要があります。

外国人とディスカッションするうえでの3つのヒント

最後に、私が海外に住んでいる経験から、外国人とトピックするうえで重要なヒントを三つまとめたいと思います。

1)否定されても心を折らない

割とズバズバと否定されます。『いや、私はそうは思わない』『君の考えはよく分からない』こうしたことはバンバン言われますが、別にこちらを嫌って言っているのではなく、ディスカッションだから言っているだけです。

たとえ、はじめ、周りのすべてが自分の意見に反対でも、堂々と意見を述べていると、こっちになびく人もでてきます(割と、言ったもの勝ち的な部分がありますので)。

2)相手の話に聞く耳を持つ

上述の通り、千差万別の意見があります。我々は日本という小さな島国で育ったため、ある程度限定的な意見しかもっていませんが、さらに、国も宗教も文化も異なる人々とディスカッションをする際には、自分らの尺度では測れないような意見も時に現れます。

そんな際は『それは違う』と真っ向から否定するのではなく、そうした意見もある、ととらえ、とらえたうえで別の側面からアプローチしてみるのみよいでしょう。

3)理由と例を交えて

例えば『I agree with Abenomics(私はアベノミクスに賛成だ)』と言った場合は、それに続いて『because(なぜなら)』と付け加えなくてはいけません。そこに、実例があればなおのことよしです。

割と抽象的になってしまいましたが、これらが、私の思う有意義なディスカッションを進めるうえのヒントです。繰り返しになりますが、ディスカッションの目的は、相手を打ち負かすことでも、屈服させることでもなく、あくまでお互いの意見を交換し、理解を深め合うことにありますので、そこまでシリアスになることはありません。

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