ECCウェブレッスンの総合レビュー

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まず初めに、ECC系列のオンライン英会話は2つあり、今回紹介するのはネイティブが講師を勤める『ECCウェブレッスン』の方です。もう一つのECCオンライン英会話はフィリピン人講師を雇った別形態のサービスですので、注意しましょう。

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ECCウェブレッスンの簡易レビュー

設立から50年を数える由緒正しいECCグループのウェブレッスンです。どの会社も『講師を厳選』をうたい文句にしていますが、単に講師の質の勝負であれば、恐らくECCウェブレッスンに太刀打ちできる会社はそうそうないかと思います。

今や多くのオンライン英会話が濫立していますが、その中でも自社のブランドを保ち、高額ながらも独自路線を貫いているECCウェブレッスンは、料金さえ気にならなければかなりおすすめです。如何せん、他のネイティブ系オンライン英会話と比較すると6倍近い料金なのがネックです。

【概要】

講師   :ネイティブ
講師の場所:オフィス
授業形態 :マンツーマン
時間   :1レッスン20分
教材   :有料教材
日本語対応:一部日本人講師
30分の価格:マンツーマンレッスンでは約6000円+入会金8640円+教材費3000円程度
良い点  :講師のクオリティは最高、サービスが充実、ECCグループ50年の伝統
悪い点  :値段がかなり高い、Skypeではないのでセッティングが楽ではない

【スコア】

講師の質(文法理解):95~100点
講師の質(サービス):95~100点
教材        :80点
使い勝手      :65点
会社のサービス   :90点
総合点       :70点

スコアの採点の方法に関しては、以前の記事を参考にしてください。

このカテゴリでは、各オンライン会社のレビューを行っていきたいと思います。もっとも、レビューは機械的に採点できないものですので、主観に頼らなくてはいけませんが、その中でも最低限の基準は設けて置こうと思います。

レッスンの質は全オンライン英会話の中で最高レベル

充実したサービス体制が整っている

ECCブランドなので信頼がおける

講師は実際に日本のオフィスに出社している正社員で、オフィス内からの通話となりますので混線などもありません。英語教育を50年間続けて来た会社ですので、カリキュラムに関しても実績があり、英語レベル上達の期待が持てます。

ECCウェブレッスン

ECCグループ自体は1962年に設立され、ウェブレッスンサービスは2002年より開講されています。何かのついでの英語教育を行っている、というわけでは無く、海外留学から授業、法人講習まで英語にまつわることならオールマイティにこなす英語教育のエキスパートです。

生徒総数は40万人、講師だけでも3000人という巨大組織で、日本のみならず海外の学校とも多く提携をしています。また、子供の教育にも熱心で、ECCグループには同様にECCジュニアが存在し、子供たちの英語教育に力を入れています。

ECCウェブレッスンの特徴(メリットとデメリット)

高価格高品質です。講師の質が最高なかわりに、値段も業界トップレベルの高さです。ただし、これはマンツーマンレッスンに限ったことで、グループレッスンを受講すると、30分辺りの単価はがくっと安くなります。

スコア詳細

講師の質(文法理解):95~100点

→今まで30近くオンライン英会話を受講してきましたが、その中でもECCウェブレッスンの講師の質は最高レベルです。まず、講師の方がこちらの一言一句に気を配り、冠詞から語尾の変化まで全てチェックし、フィードバックしてくれます。

その直し方もさすがは、選抜されたネイティブだけあって、漏れが無く、こちらにも分かりやすくきちんと説明してくれますし、例えば私の場合、同じ意味でも、保険料を試算する場合estimateのほうがcalculationよりも自然であることを教えてもらいました。

また、I’m slightly behind schedule(少しスケジュールに遅れがあります)とI’m ahead of schedule(スケジュールより早く進んでいます)を比較した時に、どうして前者はofがついていて、後者はofがついていないのか、という質問も、前置詞的用法、副詞的用法という言葉を用いて説明してくれました。

こちらの欲しているところをきちんと理解する能力がありますし、受け答えしてくれる態度は高い水準にあります。

講師の質(サービス):95~100点

→愛想や態度といった面でも、ECCの講師の方は文句なしです。終始笑みを絶やさず、画面越しに人当たりの良さがにじみ出ていました。また、一辺倒の受け答えではなくところどころ会話を挟んだりと、20分という短いレッスン時間にもかかわらず、こちらと打ち解ける努力を欠かしませんでした。

ECCウェブレッスンの場合、授業はモニター越しに行われますので、相手の表情も読むことができますし、逆にこちらの表情も伝わります。

ちなみに、最初にセットアップツールと導入の説明をしてくれるスタッフの方もとても親切でした。

教材        :80点

→有料教材購入+ネットでEラーニングという形です(今回のレビューは無料のEラーニングのみです)。授業の形態は、Eラーニングで予習をしたのち、それに基づいてレッスンを進めていく、という形式をとります。その際に、知らない単語などあれば先に調べて置く必要がありますし、またレッスン中に講師に質問されるようなところも先に書かれていますので、回答を英語で考えて置く必要があります。

私の受講したのはビジネス英会話でしたので、ビジネスに関する受け答えでした。その際は、まず初めに例文の会話を読み、新しい表現に慣れた後、それに沿って独自の受け答えを練習する、というものです。この『独自の受け答え』の部分は実際にレッスンで受講し、講師にフィードバックをいただく形になります。

また、Eラーニングですのでネイティブの音声を聞くことが可能です。English Townのように映像のカリキュラムではありませんが、英語力上達に際してそこそこ必要とされる要素は揃っているという感想です。

使い勝手      :55点

→慣れてしまえばいいのかも知れませんが、このECCウェブレッスン独自のコンテンツのダウンロードを行わなくてはいけないのが微妙に厄介です。切れてしまうと再入室できないので画面はお見せ出来ないのですが、左側に自分と講師の映像、右側にレッスンで使用する教材が映し出される形で、チャット機能は見受けられませんでした。

また、iphone やipadからの受講もできませんので、あくまで受講の際はパソコンとともにいなくてはいけないのがネックです。

そのほかの要素に関しては、特段使い勝手の悪さを感じませんでした。

会社のサービス   :90点

→日本のオフィスですのでスタッフが常駐しており、システムのトラブルなどはいち早く対応してくれますし、最初の七面倒なセットアップもスタッフの方が電話してくれて、一緒にやり方を教えてくれます。

また、日本人スタッフによる英語勉強法の相談も行うことができます。日本人による相談自体は他の会社も行っていますが、ECCという英語専門の経営基盤を持つ会社ですので、実績が比べ物になりません。

初回の無料体験の場合、ウェブカメラとヘッドセットの無料貸し出しも可能ですし、サポート体制は万全、といった印象です。

総合点       :70点

→このサイトでは『英語力が向上するか否か』『コストパフォーマンス』といった面から総合点をつけています。英語力が向上するか否かで言うと、ECCウェブレッスンのカリキュラムをまじめにおこなえば上達します。

ただし、コストパフォーマンスという面から見ると、やはり30分辺りの単価(マンツーマンの場合)が高すぎるのが大きなネックになってしまいます。安価で良質なレッスンを受けられる、というオンライン英会話の利点を、これでは享受できていません。

ECCほどではありませんが、講師の質がそれなりに高クオリティで、かつ単価ではECCの半額以下のMy Sky Englishやスキマトークなどと比較してしまうと、やはりお金に余裕がないと厳しいかな、という印象があります。

まあ、ECCウェブレッスンの受講料には、Eラーニングやその他のサポート費用なども含まれているので、一概に同列に比較することはできませんが、やはり値段を加味して、個人的には『とてもおすすめ』ではなく『そこそこおすすめ』辺りにとどめておきたいと思います。

メリット

以前、ベルリッツの記事を書きましたが、ECCの方向性もそれに近しいモノがあります。総合的なサポートをし、優秀な講師を揃える代わりに、値段も高いというシステムです。

逆に、値段という一点に目をつむれば、最高級のコンテンツだと考えておりますので、教材、講師、サービス、信頼性、と、全ての要素がメリットになってくると思います。

あえて一点おすすめのメリットを押すのであれば、やはりECCの会社基盤を利用した超優秀な講師陣は、他には真似できないものだと思います。

デメリット

さんざん書いてきましたが、唯一『金額』がネックです。正直、この値段ですとスクールに通うのとあまり変わりませんので、単に家でもレッスンが受講できる、というメリットしか享受できません。

まあ、そもそもECCウェブレッスンの講師がECCのオフィスに通勤しているという時点で、その面でのコストカットはあまり期待できませんので、通学型のスクールと同レベルに高額なコンテンツになるのはある意味止むを得ません。

結論.

もし私に、『息子をオンライン英会話を用いて半年以内に英語が話せるようにしなさい』という課題が出されたら、恐らくECCウェブレッスンを選ぶくらいにはここの講師は気に入っています。

ただし、あくまで『金に糸目をつけず』という条件がつけばの話ですので、現実問題月に何万円も英語学習に使えるのかどうかは怪しいところです。ちなみに、私は最低でも月の半分以上はレッスンを受講しないと英語力は上達しないと考えていますので、そうするとECCの料金形態で、月8万円はかかる計算になります。

あとは、ECCのレッスンを月に6回程度(24000円)にし、他の日は格安オンライン英会話で補完する、というやり方もあります。これなら毎日受講しても、月30000以下円に抑えることができます。

料金コース

コースによって若干の違いがあり、またまとめ買いか否か、キャンペーン中か否か、グループレッスンか否か、等の条件によっても左右されますので、とりあえず日常英会話、およびビジネス英会話の受講料を貼っておきます。

ECCウェブレッスン料金表(日常英会話)

ECCウェブレッスン料金表(日常英会話)

日常英会話プランはポイント制で、グループレッスンだと1P消費(50分)、マンツーマンレッスンだと2P消費(20分)で、コストパフォーマンスが良いのはグループレッスンです。

ECCウェブレッスン受講料

ECCウェブレッスン受講料

ビジネス英会話の方は回数制です。20回で一つのレベルが終わるので、それを半年以内に消化してください、というものですが、正直半年もかけていたら全く身につきませんので、せいぜい1~2ヵ月くらいで消化すべきかと思います(その場合、月の金額は4~8万円)。

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