日本の期末試験とどこが違う??留学中の英語での試験の攻略法

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海外の大学や大学院への進学を目指す人は、そのために英語や、その現地の言葉の勉強をおこない、受験勉強に備えます。有名な大学院ではTOEFLibtで107~108点以上要求されることはざらで、英語においてかなり高いレベルが期待されています。

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海外の大学、大学院における試験事情

このように、海外進学を目指す人々は、主に語学方面で血のにじむ努力を強いられるわけですが、実際のところ、海外の大学・大学院で難しいのは『入学』ではなく『卒業』だとよく言われています。

私は日本の大学と欧州の大学院と経験していますが、確かに、日本と比べると、語学要件を除けば、欧州の大学・大学院受験はそこまで難しいものではありません(高校、大学時代の成績が良い必要がありますが)。ただ、入学後の定期試験を比べてみると、その難易度は日本と欧州とでは比較になりません。

もちろん、試験が日本語ではなく現地語や英語、という縛りもあるので、ことさら我々日本人には難しく感じるのかもしれませんが、それを抜きにしても、海外大学の定期試験の難易度は高めです。というのも、私だけでなく、周りの現地学生たちも、ある試験までのリミットが2週間を切ると、みな黙々と図書館にこもって勉強をはじめるからです。

単純に内容だけ見比べても難しいのに、そこに輪をかけて、我々には『語学』という重荷がのしかかってきます。例えば、90分という限られた試験時間内で、50問近い選択問題(一個一個の文章も長い)を答え、かつエッセイを2~3つ書く、というスタイルも多々あります。

というわけで、大学・大学院受験のために語学を勉強するのには、それなりの意味があると言うことが分かります。それくらいのレベルの語学力が無いと、入学してからとてもじゃないけれど授業についていけないぞ、という意味で、それなりに高い語学要件が設定されているのです。

海外の大学・大学院での試験勉強の仕方

日本の大学のように、とりあえず友達に出席カードだけ提出しておいてもらって、最後に参考書や配布資料をちょいちょい確認して、試験に出席して単位をもらう、というのは、海外では通用しません。まず、彼らは『結果至上主義』ですので、出席点などくれません。最終的な試験の成績だけが評価されます。ついでに、就職や大学院進学などでも大学時代の成績はかなり重視されるので、みな必死に良い点をとるために勉強します。

というわけで、試験対策が、日本以上に求められてくるというわけです(それも英語で!)。私も、いくつか英語での講義をとっており、幸いにもまだ単位を落としたことが無いので、具体的にどのように試験対策をおこなえばよいのかをまとめていきたいと思います。

1.日本語での知識は大きなアドバンテージ

まず、日本語でその分野に対する知識があるか無いかが、その分野での習熟に大きくかかわってきます。例えば、会計分野での知識を例にとりましょう。私の知り合いで、小さい時からアメリカで生活し、英語がペラペラな女の子がいます。対して、私はそこまで英語がペラペラではありませんし、英語の本を読むスピードも多分彼女の半分ぐらいです。

それでも、彼女と私の会計の講義の成績を見比べると、私のほうが上回っています。なぜかというと、英語がペラペラであることと、その分野の用語に精通していることとは、また別の問題であって、いくら日常英語がペラペラであろうと、会計であればequity capitalやcash flowなどの用語、概念を一から覚え直す必要があるわけです。

これは日本語でも同じことで、残存価額、減価償却、などの概念は、高校卒業したての学生は恐らくあまり知りません。これらの背景知識があればある分だけ、海外の大学での授業での理解の助けになりますので、勉強したい課目によっては、渡航前にその分野の資料を日本語でよいのでなるったけ多く読み漁っておくことをお勧めします。

2.講義には予習復習が必要

その国の言語に精通しているのであれば少なくとも予習は不要かと思いますが、私の場合、講義で新しい単語が出てきて、いちいちそのたびに辞書を開くのが億劫なので、翌日の講義で取り扱いそうな部分は予習をしておきます。

また、復習も肝心です(これは、日本の大学でも同じことかと思いますが)。せっかく習ったことも、何日か放っておくと忘却されていってしまいますので、その日のうちに復習して、脳にしっかり定着されましょう。これを繰り返していれば、英語だろうと定期試験はそこまで怖くなくなります。

3.丸暗記と説明

試験2週間前くらいになると、これは私がいつもやっている手法ですが、テスト対策の助けになるだけでなく、英語の勉強にもなって一石二鳥です。どんな手法かというと、その日習った部分をひたすら丸暗記し、誰かにそれを英語で説明する、というやり方です。

実際にやってみれば分かりますが、他人に教えるためには、まず自分がしっかりその分野の知識を理解しておく必要があります。丸暗記と言っても、一言一句覚える必要があるわけではなく、あくまでキーワードや基本的な概念、数式などを覚えればよいわけです。

ただし、黙って聞いてくれるほど人の良い友達がいるとは限りませんので、私の場合はこの『説明の相手』としてオンライン英会話の講師を利用しています。理想を言えば、その科目での背景知識のある講師が望ましいですが、ただ単に聞き役としてならば、ある程度の素養のある講師であれば誰でも務まります。

4.エッセイの書き出し

2と順序が逆でもいいのですが、覚えたことをそらでエッセイにして書き出してみるのも大切です。特に、試験でエッセイ問題が予想されている場合、一度もエッセイの演習をしないで試験に望むのは自殺行為です。また、海外の試験の多くの場合は、鉛筆ではなくボールペンでの記述ですので、それにも慣れておく必要があります。

これも、できれば誰かに添削してもらって、文法や整合性を確かめる必要があります。ライティング専門のオンライン会社でもいいですし、普通のオンライン英会話の講師を捕まえて、時間いっぱい添削してもらう、という手もあります。

5.試験条件の見直し

海外ですので、割と試験はフレクシブルです。参考書の持ち込み可能のところもありますし、単に手書きの紙だけ持ち込み可能のところもあります。この条件は、試験前に必ず確かめておく必要があります。

もしこの条件を確認しておかないと、周りのみんなが参考書片手に試験問題を解いている中、一人空手で試験にのぞむことになったり、逆に辞書禁止の試験に辞書を持ち込んで、カンニング扱いされることもあります。試験条件は試験の公示に一緒に伝えられると思いますが、条件が不鮮明な場合は教授に確認するとよいでしょう。

上の1~5が、一応私が試験を受けるときに心がけていることです。英語だからと言って必要以上にビビる必要はありませんが、日本の大学の試験のようになめてかかると痛い目を見ます。

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