どれくらいの頻度でオンライン英会話を利用したらよいかのペース配分

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よく『オンライン英会話を受講する際に、レッスン時間は月何コマくらいがいいの?』という質問を散見すますが、基本的にこの質問に対する回答は人によりけりである、としかお答えできません。

というのも、そりゃあ毎日10時間できるのであればその方が短期間で英語が習得できるのは間違いないですし、毎月10分ずつでしたら半世紀かかっても英語は話せるようにならないと思います。

ただし、それでは答えにならないので、私の考える『最適なペース配分』に関して、今回述べていきたいと思います。

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オンライン英会話を受講するにあたって最適なペース配分は?

初めに、結論を急がれる人もいると思いますので、現在ヨーロッパ留学中の、大学院生の私の環境下において、最適なペース配分は『1日25分×毎日』の授業だと考えています。。

ただし、上述したとおり、まず、この問題に答えるには『目的』と『環境』を明確にしておくことが重要です。『目的』とは、すなわち「○月にTOEFL○○点とりたい」とか「期間は未定だが、将来的に英語が話したい」とかです。

対して、置かれている『環境』とは『仕事が忙しいので一日○○分しか勉強できない』とか『生活費が無いので、英語に費やせる費用は一ヵ月○○円だけ』いわゆる具体的に一日何時間(分)あるいは何円、英語の勉強に費やすことができるかです。

そして、この『目的』と『環境』を定めたのであれば、続いてどちらを優先(prioritize)させなくてはいけないのかを決めましょう。

『環境』を優先させなくてはいけない場合、それは動かしがいたいです。例えば、一ヵ月5000円と限度が決まっていたら、レアジョブでいうと毎日25分の授業が限度です。

その場合は『今の環境で極力長く続けられるペース』が適切な答えだと思います。ただし、週1時間以下のレッスンは、後述するように個人的にはおすすめできません。

対して、ここで紹介するのは『目的』を優先させることのできる人向けのものです。例えば、私の場合は学生時代は『海外研修までに最低限の英会話を身に着けないといけない』、会社時代は『今ある英語力を落とさないようにしよう』、会社を退職した後は『入学までにIELTS6.5点とらないとまずい』という明確な目標がありました。

そして、その目標の難易度によってペース配分は異なってきます。以下、具体的にそれぞれのペース配分で、いったいどのくらいの成果が見込めるのかを見ていきましょう。

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それぞれの状況に応じたペース配分を見てみよう

費用対効果を考えるのであればともかく、いわゆる何時間勉強したら一番効率が良いか、という数学のような『最適解』を求めたいわけではありませんので、あくまでパターン別に考慮していく必要があります。

1.週1時間程度の授業

会社によってまちまちですが、まずはこの『週1時間』程度のレッスンで得られるものを見ていきましょう。一コマ30分であれば2回分ですし、1時間の授業であれば週に一回です。

この週1時間の授業で何が得られるのかというと、基本的に『英語は上達しない』ものだと思っていてください。

以前、私が英語を話せるようになるまでに要した期間を足し算で計算しましたが、英語の勉強は単純な足し算ではいきません。毎週1時間を計一ヵ月続けて4時間なのと、毎日10分やるのと、一日集中して4時間やるのとでは、合計の時間数はほとんどおなじですが、毎日10分やるのが一番上達度は大きいです。

私の場合、社会人で働いていたころに忙しかったのでこの『週末2コマ(30分×2回)』の授業を2年くらい続けていましたが、英語力は徐々に徐々に退化していきました。

TOEICの数値でいくと、海外研修終了後にTOEIC700,それから英語を頑張って就活までに800点になっていたTOEICのスコアが、2年後に会社で受けさせられた時には700点に戻っていました。

逆に言うと、毎週1時間続けていると、2年間その他の英語の勉強を放っておいても、TOEICのスコアが100点下がる程度です。また、オンライン英会話のおかげかどうかは知りませんが、退職後にすぐに英語を勉強し始めたらすぐに思い出しましたので『英語力の劣化を最低限に抑える』という面では、この週1時間程度のレッスンも捨てたものではありません。

英語の劣化を抑えたい人以外には、週に1時間以下の勉強は極力お勧めしない

2.毎日30分(週3~4時間)程度の授業

 

これは、格安オンラインの授業で一番オーソドックスなパターンです。私は現在ヨーロッパでこの授業を申し込んでやっているところですが、このプランは『目的達成までに十分な余裕がある』人にお勧めです。

私の場合、卒業(2年間で)までにTOEFL107点程度欲しいと思っているのですが、時間的にも余裕があるので、このプランを選択しており、劇的にではありませんが、少しずつ上達している実感があります。

私の場合、講義の20%は英語で行われていますので、そうした講義で習った英単語や用語の概念を、英語でレアジョブの講師に説明する、という、大学の授業の復習にもなる一石二鳥方式をとっています。

スコアは最近受けていないので分かりませんが、語彙が増えていくのは分かりますし、以前よりも辞書を使わずに講義の内容が理解できるようになりました。

別に、このように海外在住でなくても、一日30分の授業であれば、個人的には少しずつ効果のほどが現れる最低ラインかと思っています。理想をいえば、英会話の授業と並行して、10分でも20分でも良いので別のこと(ライティングなど)をあわせて行えばなお理想的です。

週3~4時間が英語の上達にはおすすめ

3.毎日1時間(週7時間)の授業

 
私個人では、このプランを行ったのは過去二回『海外研修に行く前』と『IELTSを受験する』ときです。この授業は、短期的に英語力を上達させたい目的を持った人にとってお勧めです。

特に海外研修の際は、毎日1時間の英会話を2ヵ月程度続け、かつ練習問題も解いていたら、TOEIC500点が700点になりましたので、まずまずの出来といってよいでしょう。

ただし、オンライン英会話だけではなく、これ+毎日1~2時間、私は並行してリーディングやライティングをおこなっていましたので、週に英語に費やしていた時間は20時間程度になります。

ただし、この毎日1時間というのは、社会人から言わせるとかなりの重荷だと思います。特に、慣れないうちは講師との英語での会話も重荷以外のなにものでもありませんので、仕事外でもストレスが増える原因にもなりかねます。

ただ、時間にある程度余裕があり、目的が明確な場合には、このプランを選択するのもお薦めできます。

スコアなど目的がある人におすすめ

4.毎日2時間の授業(週14時間以上)

これは、私は行ったことがありませんし、あまり意味がないと思います。というのも、以前からお伝えしているように、オンライン英会話単体ではなく、それと並行して他の教材(英字新聞、文法の教科書、ラジオなど)を行うことが理想的ですので、毎日2時間+他の勉強も行うとすると、これは相当な労力を要します。

海外の語学学校で一日4~5時間授業があるところでも、その時間全てをスピーキングの勉強にあてるということはせずに、エッセイを書かせたり、読み物を読ませたりします。

全く無駄であるとはいいませんが、効率を考えると、2時間オンライン英会話に費やすよりも、1時間オンライン英会話+1時間リーディングとか、別の勉強に使った方がはるかに効率がよいはずです。

以上が、私の考えるオンライン英会話のペース配分と、その効果です。

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