日本人、フィリピン人、ネイティブ、三者三様のオンライン英会話における講師の違い

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オンライン英会話の種類を3つに分けると、以下の通りになります。フィリピン人系、ネイティブ系、そして日本人系です。今回は、それぞれのメリット、デメリットを比較していきたいと思います。

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オンライン英会話を教わるには、誰が一番?

先に結論から述べると、どの形態が適しているかは、その人の実力や、英語を学習する目的によって異なってきます。ですので一概に「○○は適していて、○○はお勧めしない」というつもりはありません。

まず、それぞれの利点を、あくまで一般論で比較してみましょう。一般論というのは、中には例外的なオンライン英会話もある、ということで、例えば日本人講師でネイティブ講師よりも高い会社もあれば、日本人講師でフィリピン人講師よりも安いケースもある、といった具合です。

ちなみに、ここでいう『プロ』というのは英語の講師を本職として、長年のキャリアがあり、英語教授法の資格を持っているような講師で、一般は文字通り少し英語のできる一般人がバイト感覚で講師をつとめているようなケースから、英語教師経験があっても、本職として行っているのではなかったり、定年でおこなっていたりするケースです。

1.値段(30分辺り)

ネイティブプロ(4000円~1000円程度)≒日本人プロ(4000円~1000円程度)>ネイティブ一般(1500~1000円程度)>日本人一般(1000~500円程度)≧フィリピンプロ(1000~500円程度)>フィリピン一般(500~200円程度)

値段に関しては、ネイティブ、および日本人プロの最高レベルは圧倒的に高い傾向にあります。例えば、ベルリッツ、ECC、あとはオンラインではありませんがGABAのような英会話スクールで教えている講師陣は一流ですが、値段も高いですし、そこにはサービス料金も含まれています。

スキマトークやmy sky englishのようなもうちょっと単価の安いオンライン英会話では、恐らく事業費用が少ないので、講師一人当たりの取り分が大きくなり、必然的に単価が下がって、割と有能な講師のレッスンを受講することが可能です。

その下に位置するのが、ネイティブで同じく、スキマトークやエイゴックスのように、割と安価なオンライン英会話に登録している一般的なネイティブスピーカーです。彼らの中には、本職が英語教師ではない人も混ざっており、その分単価も安いです。

EIGODOやCross-to-talkに登録しているような日本人講師(主に学生バイト)はそれよりももう少し安く、30分辺り500円程度の人もいます。そして、それと同水準の単価なのが、フィリピン人の中で優秀な講師たちで、Bizmatesやmytutorのような会社で働いています。

このネイティブ≧日本人>フィリピンという単価の図式は、各国の経済事情を考えてみれば自ずと理解できると思います。日本のコンビニなどでバイトをすれば最低でも800円は稼げるので、最低でも1時間当たりそれ以下のレッスン料ではやっていられないわけですし、そこに人件費率も関わって来るので、レッスン料はもうちょっと上乗せされないとおかしいことになります。

2.英語力(表現、語彙、発音)

ネイティブプロ>ネイティブ一般>日本人プロ≒フィリピンプロ>フィリピン一般≧日本人一般

残念ながら、日本人のどんなプロフェッショナルでも、ネイティブプロの総合的な英語力にはかないません。なぜなら、我々には日本語のアクセントが身についてしまっているので、限りなくそれが小さくなることはあれども、発音で彼らにかなうはずがありません(ハーフとかなら別ですが)。ただ、表現や語彙力で、下手したら普通のネイティブよりも優秀なんじゃないか、っている日本人は見たことがあります。

割と特殊なケースなので、滅多にいないとは思いますが、例えば限定されたアカデミックな話題の中であれば、その分野の知識の無いネイティブよりも英語の語彙力がある、というのは十分に考えられます。私の物理学の日本語の単語力は、多分東工大に留学に来ている中国人よりも下でしょうし。

そして、総合的に判断すると、学生バイトの日本人の英語力よりも、フィリピン人バイトの英語力の方が高い傾向にあります。採用条件のTOEICの足きりラインにしてみても、日本人講師の場合は750点とか800点とかですが、フィリピンでの求人をみるとTOEIC950点とかもあります。

3.日本語力

日本人プロ(バイリンガル含む)≧日本人一般>>それ以外
これは、上述の英語力の真逆のケースだと思ってください。中には、その分野の知識の無い日本人よりも日本語の語彙力がある、何年も日本に暮らしている外国人の例とかもあるかもしれませんが、一般的に考えると、日本人の日本語力の方が上です(日本人よりも日本語の滑舌の良い韓国人は見たことありますが)。

その日本人の中でも日本語力には差があり、語学の授業に携わっているような人々は、やはり、一般的な人々よりも、日本語の語彙力、表現力が上の傾向にある気がします。ただし、これもまた特定の分野によってはケースバイケースとなります。

それぞれのメリット、デメリット

さて、それでは上述の表をもとに、それぞれのメリットデメリットを考えていきましょう。

1.日本人講師

一般的な日本人講師であれば、そこまで高い値段でなくレッスンを受けられますが、講師によっては英語のレベルに疑問符が付きます。仮に、いい英語力を持った日本人講師を見定めたうえでの話であれば、最大の利点は『日本語に堪能』なことで、複雑な文法事項や、表現をかみ砕いた日本語で説明してくれることができます。

なので、例えば、留学中だけど、授業で配られた資料の意味が分からないから、一緒に訳を考えてくれ、とか、日本語から英語にこの書類を訳したいんだけど、一緒に考えてくれ、とか、こういった使い道はできなくはありません。

ただ、ある程度の英語レベルに達すれば、その辺の文法的、表現的な質問も、英語でフィリピン人講師におこなうことができますので、あくまで中級レベルまでの話だと思います。例外として、Skype Private Schoolは発音に特化した日本人講師のオンラインスクールで、中~上級者であってもためになる授業が受けられますが、単価はそれなりに高めです。

2.ネイティブ講師

英語の語彙、表現、そして発音に優位性を持っています。例えば、明日仕事で英語のプレゼンをしなくちゃいけないんだけど、自分の台本を校正してくれ、とか言った場合、一番自然な英語に直してくれるのがこのネイティブ講師です。

また、英語圏に留学に行く際の事前学習として、やはり一番ためになるのはネイティブとの会話です。そう言った面で、ネイティブ講師はメリットがあるのですが、いかんせん値段が高いことがネックで、格安のフィリピン人系オンライン英会話のように、毎日レッスン、という使い方が中々できません。

3.フィリピン人講師

高くとも30分辺り500~200円のレンジに収束しているので、かなり手軽に英語の会話が行えます。ただ、英語の質はまちまちで、価格が安くなればなるほど、質の悪い講師が混ざる率も高まります。

ただし、フィリピン人の中で本当に優秀な講師は、発音、語彙、表現力と、非常に高いクオリティを持っていますので、100%完全な留学や出張の事前練習にはならなくとも、かなりいいところまで特訓はできます。

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