マーケティング理論を使って考える:本当に自分に合ったおススメのオンライン英会話

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世の中には数多くのオンライン英会話があり、どれを選んだらいいか正直悩むところだと思います。今回は、その中からどのように自分に見合ったオンライン英会話を選べばよいのか、経営的な視点から見ていきたいと思います。

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個人的嗜好と商品の選好

まず、話を簡単にするために、車を買うときのことを考えてみましょう。車を買う場合、いったいどのような部分を重要視するのか、ということです。車の場合、他の車と比較するポイントとして、以下のようなモノが挙げられます。

価格、デザイン、燃費、速度etc…

A車 300万円 デザイン最高 燃費普通 速度悪
B車 450万円 デザイン良 燃費最高 速度最高
C車 240万円 デザイン悪 燃費悪 速度良

この中で、どの車を選ぶのか、という悩みにぶち当たったとします。ここで、どの車を選ぶのかは、正直その人の嗜好によるところが大きいです。例えば、都内で運転するのに最高速度を気にする人はそこまでいないと思いますが、逆にアメリカの田舎町で暮らしている人にとっては、速度も重要です。

ここで、どの項目をどの程度重要視するのか、という考え方が生まれてきます。ここでは、価格、デザイン、燃費、速度という4項目があり、これに100(パーセント)を割り当てていきます。

嗜好と選好の判断

嗜好と選好の判断

まずは、この図の写真のように、数値化します。価格、速度はそこまで難しくありませんが、デザインを数値化することは難しいので、この辺はあくまで主観的な要素にはなってしまうのはやむをえません。

これに直接パーセンテージをかけると、速度と価格の割合が大きすぎて不公平ですので、いったんならす作業をします。数学的には(最大値-その車の値)/(最大値-最小値)である程度フェアーな値が求められるようになりますので、その作業をおこないます(ただし、価格のみは高ければ高いほど不利に働くので、1で引く作業をするか、もしくは他の値を1から引く)。

これをすることで、数値的に嗜好判断が行えるようになります。今回の例では、価格を40パーセント重視し、デザイン20パーセント、燃費を30パーセント、速度を10パーセント重視する客だったとします。そうすると、最終的にもっともポイントが高いのはA車ということになり、A車を購入することが最適な選択だということになります。

オンライン英会話と最適解の選択

この理論は、そっくりそのままオンライン英会話の選択にも当てはめることができます。もちろん、一ヵ月単位で見たら6000~2万円程度の買い物ですが、年単位でみると生命保険くらい高い買い物になって来るのがオンライン英会話ですので、やはり慎重な選択を必要とします。

オンライン英会話を選好する際の基準としては、価格、講師の質、教材の質、サービスなどがあげられると思います。これらの基準を、先ほど同様に数値化して、最終的に自分がどの項目に重点を置くのかをみていけば、最適解にたどり着くことが可能です(他にも最適な選択を行う方法はいくつかありますが、この方法が一番シンプルなのでこの方法を用います)。

ただ、ここではもう少し簡略化を行うために、項目を『価格』と『英会話学校としての質(講師+)カリキュラム』に統一しました。前者は文字通り30分辺りの価格で、後者はどれくらい英語力が身につくのかを私が今まで試したオンライン英会話会社のデータを数値化した主観的なものです。ちなみに、ここではEnglishtownやBestteacherのような、30分辺りの単価を計算できない会社を除くものとします。

1.嗜好タイプ(価格70%:クオリティ30%)

まずは、価格的な制約から、ある程度価格の安いオンライン英会話を選びたいと考えている人向けのオンライン英会話の選好です。

1位 ELTO
2位 PIKT
3位 Internet English Academy
4位 ETOC
5位 Bizmates

この嗜好タイプですと、価格が安いながらにクオリティの高いオンライン英会話会社を選べることとなります。このサイトでも何度か紹介していますが、ELTO,PIKTは価格が格安オンライン英会話並にもかかわらず、カリキュラムがしっかりしていますので、長期的に見て安いコストで長期的な英語力の向上が見込めます。

Internet English Academyは単価が600円と、フィリピン系の中では多少高めですが、教材も講師のクオリティもよいですし、ETCOやBizmatesも、価格が500円以下ながらに優秀な講師陣・カリキュラムがそろえられている印象です。

2.嗜好タイプ(価格20%:クオリティ80%)

続いて、価格の高さにはある程度目をつぶって、クオリティに重きを置いた嗜好タイプですと、どのようなオンライン英会話がおすすめになるのでしょうか。

1位 Skype Private English
2位 ベルリッツ
3位 オーストラリアンクラブ
4位 mainichieikaiwa
5位 アルク

Mainichieikaiwaを除くと、どれも30分辺りの価格が2500円以上の高額オンライン英会話会社に偏りました。1位のSkype Private Englishは、発音に特化した日本人講師のプライベートレッスンで、日本語でレッスンが受けられるだけでなく、実践的な発音が学べるのが強みです。

2位のベルリッツは有名で、これまた優秀な講師陣のもとで質の高いレッスンが享受できます。このランキングの中でmainichieikaiwaだけは高級路線ではないながらに、質の高い講師をそろえており、異質な存在も言えるでしょう。

3.嗜好タイプ(価格50%:クオリティ50%)

続いて、日本人の嗜好タイプで一番多いであろう、価格とクオリティを両立させたい、という人におすすめのオンライン英会話です。

1位 ELTO
2位 Internet English Academy
3位 We know
4位 Mainichieikaiwa
5位 PIKT

ここでは、先ほどの嗜好タイプと被るような会社が多く出てきました。We knowは、日本語を話せるバイリンガルのネイティブ講師を雇っているオンライン英会話で、日本語で分からない表現を学ぶことができるメリットがあります。

今回基準にした『英会話学校としての質』はほぼほぼ私の主観的なものですので、100%あてにはならないかも知れませんが、それでも70個以上のオンライン英会話を見てきて判断していますので、それなりの助けにはなると思います。

勿論、価格や質以外にも、深夜のレッスンが可能であるとか、ビジネス英会話を演習したいとか、個人の嗜好によっては当然もっと別の基準が設けられてくる場合もありますので、そうした場合は、ご自身でそういった項目も付け加えて判断していただきたいと思います。

繰り返しになりますが、車の購入や就職活動と同じで、どの会社や商品がおすすめ、というのは、個人の環境によるところが大きいです。会社によっては宣伝広告がうまく、目につきやすいので多くの顧客を獲得していることもありますが、それは宣伝費に費用が吸われていて、他の箇所での費用をおざなりにしている可能性が高いと思ってください。

今回のものは、そしてあくまで数値的なものですので、我々人間は最終的に「直観」に頼ることも重要だと言われています。そのためにも、簡単に人の勧めるオンライン英会話を受講するのではなく、無料体験レッスンなどを通じて、じっくり吟味してから決めるようにしましょう。

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