オンライン英会話に挫折する人の特徴。成果が上がらない理由とは

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前回、オンライン英会話で挫折する人には2パターンいることを解説しました。今回は、その2つめの要因である「正しくないやり方」でオンライン英会話を続け、結果的に挫折につながるパターンについてまとめていきたいと思います。

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正しくないやり方でいくら続けても成果はあがらない

野球やゴルフをやった経験のある方ならお分かりかと思いますが、正しくないフォームで100回素振りをしようが200回しようが技術は身につきません(筋肉はつくかも知れませんが)。

それと同じでオンライン英会話の場合にもある程度型にはまった「正しいやり方」というものがあり、逆にそれを逸脱するようですと、何ヶ月かけようが何年かけようが英語は話せるようにはなりません。

まず、そもそもの前提として、以下のような誤解を解消する必要があります。

  1. とにかく英語を話すことで上達する
  2. 毎日少しずつでもやれば上達する
  3. オンライン英会話だけで英会話が上達する

これらは、英会話を上達させるための「十分条件」でこそありますが「必要条件」ではないことに気をつけなくてはいけません。多くのサイトや、あるいは経験談がこの1~3をしっかりこなせばさも英会話ができるようになるかのように書いていますが、この条件を満たしたからといって英会話が上達するわけではなく、一方で英会話ができるようになる人は最低でもこれらの条件を満たしている、というところに注目しなくてはいけません(3に関しては必ずしもオンライン英会話である必要はありませんが)。

1.とにかく英語を話すことで上達する

これが通用するのは、おそらく幼少期までです。結構多くのオンライン英会話がこのいわゆる「英語漬け」の環境をオンライン英会話によって日本にいながら人為的に作り出すことを目的としていますが、話すだけでは絶対にうまくなりません。

17世紀のヨーロッパでは、生物は無から発生する、といういわゆる「自然発生論仮説」が提唱され、そのためにまじめに実験や議論がなされたわけですが、この説が否定されたのと同じく、英語もどこからともなくぽんぽん沸いてくるものではありません。

つまり、アウトプット(スピーキング)だけしていても、インプットを結局どこかの時点で取り入れないと、語彙は増えていきませんし、RPGの序盤で出てくる村人のように、同じ文言を繰り返すだけの機械に成り下がってしまいます。

逆に、インプットだけしていても、脳が使い方を覚えてくれないので、やはり英会話は身につきません。ですので、さきほどの誤解1を正すのであれば「インプットを交えつつ英語を話すことで英会話が上達する」です。というわけで、英会話の勉強だけでなく、前回の記事で扱ったように、30分程自習するような時間が必要になってくるわけです。

2.毎日少しずつでもやれば上達する

人間の脳は、ある程度複雑なことになると、覚えようと思わないことには覚えられないようになっています。昨日の夕飯程度でしたら、おそらく無意識に思い出せることもできますでしょうが、英単語や英文レベルになると、ぼーっと凝視するだけで覚えられるわけではありません。

それと同じで、たとえばオンライン英会話で新しい表現や語彙を習ったとします。これをただその日のレッスンで音読して終わり、だと翌日にはほぼほぼ忘れています。習ったこと自体は覚えているかもしれませんが、少なくともその単語を使えるほど記憶の浅いところにはしまうことができません。

オンライン英会話に限らず、勉強内容が身につかないパターンとして「なんとなく目を通す」「なんとなく音読する」ということが挙げられます。睡眠学習のように、ほうっておいても脳が無意識になにかを記憶してくれるほど、勉強は甘いものではありません。それらの語句や表現を覚えたければ、最低でも習ったその日、そして翌日には復習をして、自分で使いこなすように訓練する必要があります。

3.オンライン英会話だけで上達する

前にもどこかで書きましたが、オンライン英会話はあくまで英会話を上達させるための補完ツールですので、それだけで上達するわけではありません。実際に、海外の英会話スクールなどに通うと、スピーキングだけでなく、ライティングやリーディングなどもバランスよくやらされます。

ですので、オンライン英会話だけ漫然とこなしていて、英会話が劇的に上達するかといわれると、はなはだ怪しいところがあります。上述のとおり、結局オンライン英会話はなにかをアウトプットするための訓練でしかないので、インプットをどこかの場面で取り入れていかないことには、いつまでたっても語彙が脆弱なままです。

ベルリッツやECCのように、総合的なサポートを取り入れているようなオンライン英会話(英会話スクールから派生したものですが)であれば、これらインプット学習を自ら行う必要はありませんが、こういったすべての要素を会社側がサポートしてくれるようなコンテンツですと、費用のほうもかさんできますので、考慮が必要です。

上述のような誤解があると、勉強を続けているのに成果が上がらず、結局自分は英語に向いていないんだ、という気持ちに陥ってしまい、挫折に繋がります。そうならないためにも、オンライン英会話を勉強する際には、間違ったやり方ではなく、きちんと成果の出る「正しい勉強方法」を実践していく必要がありますが、あまりこの「正しい勉強方法」について触れているところは多くありません。

次回は、間違った勉強方法から脱し、正しい勉強方法で英語力の向上に導くための方法についてまとめていきます。

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