賛否両論!オンライン英会話ではフィリピン人講師のレッスンは避けるべき?

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インターネットの各サイトでは、フィリピン人講師について賛否両論の声が上がっています。中には「フィリピン人講師の発音はとにかく悪いから、悪い発音を覚えたくなければ辞めるべき」という声もあれば「フィリピン人講師でも英語能力は素晴らしい」と両極端な声が目立ちます。今回は、その問題について触れていきたいと思います。

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フィリピン人講師の英語力

以前、フィリピン人講師について少し触れたことがあります。要するに、彼らはネイティブではなく、小さいころから努力した賜物として英語が話せるようになっているだけであり、その点に関しては私たちと同様です。

公用語が英語とはいえ、日常語はタガログ語ですので、フィリピン人の中にも英語が話せない人はもちろんいます。ただし、大卒以上の、比較的裕福な教育を受けて来た層は英語が話せますし、そういった人々が講師として登録し、在宅で、オンライン会社によっては出社して、コールセンターのようなところで仕事をしているというわけです。

さて、彼らの英語力、ひいては彼らから英語を学ぶことについてですが、まずは項目ごとに見ていくことにしましょう。

格安オンライン英会話のフィリピン人

このサイトでも何度か紹介していますが、格安オンライン英会話、例えばレアジョブやDMM英会話のようなオンライン英会話会社の講師は「玉石混交」です。現在ヨーロッパに留学していて、イギリス人、アメリカ人の友達の英語に日常的に触れる機会のある私から見ても、発音や文法的理解の優れた人もいれば、そうでない人もいます。

恐らく、この辺の大量採用の会社は、採用の基準が甘いように思えます。中には、良くブログや知恵袋で騒がれているような「ひどいレベルのフィリピン人講師」も中にはたくさんいます。

それでも私がレアジョブを続けているのは、その中の数パーセントの優秀な講師をブックマークしているからです。最初のころは、たくさん質の悪い講師にあってきましたが、次第に自身のレベルが上がるにつれて、そのような講師の見分け方が上手くなってきました。

この記事の最初に「フィリピン人講師の質には賛否両論ある」と書きましたが、実は私はその賛否両方の意見ともに正しいと思っています。良い講師、悪い講師、ともにいますし、良い講師の割合なんてほんの数パーセントなのですから。

また、文法的に「ネイティブの友達と話しているような英語を理解しない!」という意見を見かけたことがありますが、これは講師によっては仕方のないことです。中には、英語のサイトや洋書で勉強し、ジェイムスジョイスやヴァージニアウルフといった難書といわれている本を読めるような講師もいますし、ただ教科書の英語しか知らない講師もいます。

前者の場合、ネイティブ並とまではいきませんが、ある程度の幅の英語を理解することができますが、後者の場合はそうではありません。日本語で例えると分かりやすいと思いますが、我々が普段口にする英語は、教科書に載っているカチカチのお堅い日本語ではなく、砕けたものです。

以前、海外の友達が使っている日本語のテキストを読ませてもらったことがありますが、未然連用終始なんとか・・・と私は忘れましたが、この辺の文法的知識に基づいた日本語ですので、ここから逸脱している日本語を解さないとしても、それはしょうがないことなのです。

A:そういや最近新宿に美味しいレストランできたけど、今度時間あるとき行こうよ?
B:そういえば最近、新宿に美味しいご飯が食べられるレストランができたので、もし今度二人の時間があえば、一緒に行きましょう。

前者は私が普段友達と使う日本語です。多分、この少し砕けた日本語は、教科書通りの日本語を習ってきたような外国人には、理解できないと思います。私は言語学の専門家ではありませんので間違っていたらすいませんが、美味しいという形容詞がレストランを修飾するのは多分教科書的な意味ではおかしいと思いますし「行こうよ?」もたぶん日本語表現としてはおかしいです。

ただ、このAの日本語を理解できない日本人はいないと思います。一方のBの文章ですが、これは教科書通りに書くと恐らくこんな形に近くなると思いますが、不自然です。どこの国の人も声を揃えて言いますが、結局、教科書に載っている言葉と、道端で人々が話している言葉との間には乖離があって、教科書通りの言語を100パーセント勉強したからといって、日常生活で溶け込めるかどうかは別問題になってきます。

ですので、フィリピン人の中には、当然教科書的な英語しか知らずに、砕けた表現を理解できない人がいてもおかしくありませんし、それは安価なレッスンを享受している以上、仕様が無いことでもあります。

高級オンライン英会話のフィリピン人

高級オンライン英会話、というのは私が考えた造語ですが、レアジョブやDMMとは違い、Bizmatesやマイチューターのように、ある程度の高額で、質の良い講師を雇っているような会社のことです。料金は安いですが、ELTOの講師なども比較的訓練された講師陣かと思います。

さて、発音に関しては格安オンライン英会話の講師陣よりもそれなりに上手な印象、というかアベレージの点数が高い印象です。文法や上述な砕けた表現の理解度も、やはり比較的にマシではあります。

ただ、日本の一流の家庭教師が100パーセント英語を理解しているかどうかはまた別問題の話で、マイチューターのように教職を持っていようが、やはり中には知らない表現もありますし、100点満点を求めるのは酷でもあります。

もっとも、ネイティブの人々が100パーセント正しい英語を使っているかすら定かではありません。以前ドイツ語の講師が言っていましたが、正しいドイツ語を使っている、という点においては、近所のチャラチャラした大学生よりも、語学学校の生徒の方が正しいとのことです。

日本語にしたって、ラ抜き言葉であったり、「とても」の使い方であったり、「ご苦労様」や「お疲れ様」の使い道であったり、本来の完璧な日本語ルールを順守している日本人が、果たして何パーセントいるのか、という話になってきます。

我々がオンライン英会話に求めているのは、100点満点ではありません。あくまで英語の上達を補完するツールとして考えた時、Bizmatesやマイチューターのようなそこそこ質の良い英語を使う講師の英語は「充分」なレベルだと思っています。

結論

最後に結論としてですが、私はそこそこのレベルまではフィリピン人講師の英語で十分かと思っています。ただし中には当然粗悪な者もいますので、中の優秀な講師を見極めてのレッスンが求められます。

結局のところ、オンライン英会話でなんでもかんでも済ませようとようとすると、極端な理論になります。あくまで、オンライン英会話は自分のスピーキングの練習相手を探す場所として考えて、総合的なサポートを望むのであれば海外の語学学校へ行くなり、GABAやベルリッツへ行くなりすべきです。

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