どちらが効率的?タンデムパートナーvsオンライン英会話

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オンライン英会話は、その使用目的によってお薦めの会社が変わります。例えば、単なる会話慣れを目的とするのであれば、レアジョブやDMMのような格安がよいですし、体系だったビジネス英会話を勉強したいのであれば、Bizmatesのような高級志向のものが良いでしょう。

その中で、単に会話を目的とするのであれば、ネイティブの友達がいればそれで事足りてしまうのでしょうか?今回は、ネイティブ(外国人)の友人vsオンライン英会話という視点から記事を書いていきたいと思います。

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海外の友達と英会話の勉強をする:タンデムパートナー

もっとも、いくら仲のいい友達だからといって、ずっとこちらの勉強に突き合わせるようなことはできません。それは、一方通行の友情ですし、こんなことを続けていては友情自体が破たんしてしまいます。

そこで、ヨーロッパ人に人気なのが『タンデムパートナー』というシステムです。これは、こちらが日本語を教える代わりに、そちらは英語を教えてくれよ、といったようなシステムで、その目的のために共通の利害関係を持つもの同士が、お互いの言語を教えあうというものです。

日本にも、現在数多くの留学生や、海外赴任者がおとずれています。ある者は日本語を勉強するために日本の語学学校に通ったり、あるものは大学に通いながら勉強する、という形です。

また、このタンデムパートナーの形態は、直接会って話すだけではなく、Skypeでも成立します。実際に、私も英語ではありませんが、ヨーロッパ言語を勉強する際に、Skypeで互いの言語を教えあうパートナーを見つけたことがあります。

立地:世界中どこでも
授業形態:基本的にマンツーマン
講師:ネイティブ、非ネイティブを問わず
期間:お互いが飽きるまで
費用:カフェ代(直接会うのであれば)

もっとも、日本国内で直接会って日本語と英語を教えあうパートナーを探すのは少し困難です。私はヨーロッパに住んでいますので、日本よりは容易に日本語を勉強したい、という外国人を見つけることができます。日本国内で探す一番手っ取り早いやり方が、大学の留学科などで、日本語を勉強したい留学生とコンタクトさせてもらうことです。

また、期間に関しては非常にあいまいです。私は、お互いにスケジュールがあわずに1回しか会ったことが無い者もいますし、仲良くなってお互いの家に遊びにいく間柄になって友達もいます。

ですので、費用にしてもカフェで一緒に勉強したり、居酒屋でもいいですし、あるいは自宅でもいいので、とてもアバウトな感じです。

タンデムパートナーのメリットとデメリット

特徴を、メリット・デメリットの視点から分析してみましょう。

メリット

まずメリットですが、語学以外の相談を受けてもらえる、というところです。私の場合は、ドイツ語を勉強する際にドイツ語のタンデムパートナーを募集しましたが、その際に、現地の大学院の受験方法など、色々相談に乗ってもらったりもしました。

そして、値段がかからないことももう一つのメリットです。交際費として割り切れば、あとは自分の言語さえ教えれば、無料でネイティブのマンツーマン講義が受けられる、という最高のものです。

もともと、ネイティブ系のオンライン英会話などでも、1時間の料金が6,000円だからと言って、その6,000円がそっくりそのまま講師の懐にいくわけではありません。システムのメンテナンスや、広告費、日本人スタッフの人件費として、7~8割は会社に吸収されますので、そりゃあお互い直接やり取りした方が、こうした中間搾取を受けずにすむので経済的です、

デメリット

まずは、不規則的なところです。探すところも面倒ですし、いざ見つけても『次いつ会うよ』みたいな予約を、それこそ友達を遊びに誘うようなノリで一々段取りしなくてはいけません。

そして、基本的に向こうに講師としての素養を求めてはいけないところもデメリットです。いくら日本人だからといって、我々に形容詞と形容動詞の違いを文法的に詳しく教えてくれと言われても、中々できる人は少ないでしょう。

タンデムパートナーvs現地語学学校vs高級英会話スクールvs格安オンライン英会話

現地語学学校、前回高級英会話スクール、格安オンライン英会話などの比較を今まで行って気ましたので、そこに乗っけていく形で勝負してみたいと思います。

現地語学学校vs高級英会話スクールvs格安オンライン英会話

1.講師の質
高級通学型スクール:90~95点
格安オンライン英会話:40~80点
語学学校(英語圏):75~95点
タンデムパートナー:10~90点

これは非常に当たり外れのある、ほとんど籤引きのようなゲームです。私も、今までで会ったことのある最高のタンデムパートナーは、私と同じ専攻の大学院生で、あらゆる経済用語を英語を教えてくれる超ハイスペックの講師(パートナー)でした。

かたや、一日でばっくれるような者もいますし、こればっかりは会ってみないと分からない、という状況です。また、容易にパートナーを見つけられないという難点もあります。いざ探そうと思って1ヵ月くらいは必要ですし(日本人女性の場合は、比較的容易に見つけられます笑)、友だちと講師の境界線がとても曖昧なので、スクールやオンライン英会話のように『あとくされなく』というのができません。

2.値段
高級通学型スクール:○○円(入会費:○○円)
格安オンライン英会話:1日25分×一ヵ月・・・6,000円(入会費:無料)
語学学校(英語圏):一週間150~400ドル程度(滞在期間に応じて変化)
タンデムパートナー:カフェ代

コストに関しては、このタンデムパートナーシステムが段違いにおすすめです。カフェ代と書きましたが、極端な話自宅でもできますし、限りなくゼロに近いようなものです。ただし、これは以下のように考えると納得いくはずです。

『自分の講師料-相手の講師料=0円』つまり、こちらも相手に日本語を教えるわけですので、仮に1時間日本語を自分が教え、次の1時間相手が英語を教える、という形態であれば、最初の1時間は自身のサービスになります。

その対価として、相手の英語の講義を受けているようなものですので、決して得したわけではありません。

3.サービス(接客)の質
高級通学型スクール:90点
格安オンライン英会話:20~40点
語学学校(英語圏):30~95点
タンデムパートナー:10~90点

相手の質なんて、これも同じく会ってみないと分かりません。私も、何人か会ってタンデムを試したことがありましたが、自分の話しかしないひどいやつもいれば、こちらのレベルを正確に把握し、こちらの意図するものをくみ取って、次の段階の表現や単語をくそ丁寧に教えてくれる人もいました。

こんなもの、大学に入学してどんな同級生がいるのかどうか、というレベルで分かりません。自分にあう性格の人はあいますし、合わない人はあいません。

4.教材の質(値段込の評価)
高級通学型スクール:40~50点
格安オンライン英会話:50~60点
語学学校(英語圏):60~100点
タンデムパートナー:不明

これもそもそも教材なんて発生しない授業形態ですので、点数はつけられません。参考までにいうと、こうやって外国語を勉強するパートナーを探す外国人は、とても意識が高いか、あるいはとても女好きかのどっちかです。

上手く前者に引っかかった場合、その授業のクオリティはプロも顔負けのものになります。私も、一度、専門用語を全てエクセルにまとめてくれる素晴らしいパートナーを見つけたことがありました(すでに帰国してしまってもう会えませんが)。

5.環境
高級通学型スクール:日本のみ
格安オンライン英会話:世界中どこでも
語学学校(英語圏):現地のみ
タンデムパートナー:世界中どこでも(ただし日本にいると見つけづらい)

日本では見つけづらいですが、Skypeなどでコミュニケーションするパートナーをfacebookなどで募っている人は良く見かけます。

結論.

タンデムパートナーによる語学の勉強は、とてもイレギュラーなものですので、あくまで軸としてオンライン英会話を据えて、その補完的な勉強方法にした方が良いでしょう。直接会えるのであれば、色々と突っ込んだ質問もできますし、プライベート(留学など)の相談にも乗ってくれます。

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