オンライン英会話を3年以上続けていた私が、海外の大学院の授業で困ったこと

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私は現在講義の2~3割を英語で受講していますが、初めのころは正直、何を言っているのかよく分からないことも多々ありました。それ以前に、約3年程オンライン英会話のレッスンを続けていたにも関わらず、です。

今回は、主に海外留学を考えている人向けに、大学(院)の授業では実際に、どのようなことが行われるのか、そして、どのような準備が必要なのかをみていきたいと思います。

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海外の大学の授業風景

私の大学院は英語圏ではありませんが、全体の2~3割は英語での講義で、試験も英語です。キャンパス内には多くの留学生がおり、時にはドイツ語が通じないので英語でコミュニケーションをとる必要があります。

授業はドイツ語のモノと英語のモノがあり、比率的には前者の方が多いのですが、講義自体がドイツ語でも、英語の文献などを読む必要もありますので、英語圏以外でもやはり英語力は必須だといえます。

さて、私の入学時の英語力はIELTS6.5、TOEFL85点程度でしたが、このレベルでどのくらい授業についていけるのかというと、ノンネイティブの使う英語の授業であれば『7.5~8割』で、ネイティブの使う英語の授業であれば『6~6.5割』くらいの理解度であったと思います。

幸いなことに、授業といってもTOEFLのリスニングの試験のように、滔々と英語の音声を聞かされるのではなく、ちゃんとスライドもでてきますし、参考書もありますし、教授も身振り手振りを使いますので、音声のみのやり取りよりは多少なりとも難易度は低めのはずです。

まず、聴講のみに限ると、ものの2~3ヵ月もすれば、多少なりとも教授の英語に慣れてきますし、同じ科目ですので出て来る用語も限られていて理解しやすくなります。この辺は、ちゃんと予習をして、でてきそうな単語で知らないものを確認しておけば、そうは困らないはずです。

私が最初にぶち当たったのは、まず、読む文献の多さでした。それぞれの講義は週に2回くらいありますが、翌日までに洋書の1章分(30~40P)を読み、かつそれに対する意見やまとめを考えて来ることなど結構普通に課されます。

大学の授業で問題となるのはとにかく読む英語の多さ

これが、それぞれの科目にありますので、結構な速度で洋書を読めないと苦しみます。対して、オンライン英会話ではあくまで重視されるのは『英会話』ですので、オンライン英会話だけやっていたのでは、この『速読の山』に打ち負けてしまうのです。

そしてもう一つ、私がぶち当たったのは、スピーチです。今までオンライン英会話で十分に経験を積んできたにも関わらず、です。なぜかと言うと『オンライン英会話のスピーキング』と『スピーチ』とでは、雲泥の差があります。

前者の方は、いわゆるマンツーマンの形式ですので、仮に失敗しても誰も聞いていませんし、恥ずかしい思いをする必要がありません。対して、大学の講義では、あてられることこそありませんが、意見を求められ、挙手する場面が多々でてきます。

そこで、日本語で言いたいことはあるのに、素早く英語で意見できずに、いつの間にか、その議題についての話が終わっている、ということがこれまた多々ありました。

このブログでも言ってきましたが、やはり、オンライン英会話は所詮『打ちっぱなしのゴルフ』や『25mプールの水泳』と同じで、本番のゴルフコースや、海での遠泳とは全く異なるものだということを、この時初めて思い知りました。

大学で必要な英語力を身につけるための方法

まず、速読に関してですが、これは『慣れ』しかありません。途中で辞書を引く回数を少なくすれば、それだけ時間の短縮になりますので、当然、語彙力があればあるほど有利なのですが、それ以上に『どれだけ本を読んだか』が速読できるか否かのカギになってきます。

これは、日本語の書物でもいえることで、恒常的に本を読み続けている人は、やはり本を読むスピードが速いですし、内容もしっかり覚えています。逆に、年間を通じて全く本を読まないという人の場合、いざという時に急に速読に対応するのが難しいです。

速読は馴れ。ひたすら多くの本を読むことでスピードがアップする

続いて、スピーチに関してです。これはオンライン英会話ではなく、対面でのレッスンをお勧めします。基本的な英語の構造や単語などのチェックはオンライン英会話のレッスンを通じてもできますし、私もたびたびこれを利用しているのですが、人前で英語でスピーチする、ということに対する練習には、英語力+度胸が必要です。

これは、恐らく日本語でのスピーチでも同じかと思います。原稿などは一人で練っておいて、数回練習したのち、本番前に先輩に聞いてもらう、というやり方を、私は社会人時代に行っていました。アドリブでいきなり、スピーチができる人なんて多分限られているでしょう。

対面でのレッスンのやり方ですが、私はタンデムパートナーを活用しました。タンデムというのは、お互いの言語を教え合うシステムのことで、私の場合、日本語を勉強したいインド人を見つけ、日本語を教える代わりに英語のサポートをしてもらいました。

また、日本人が人前で英語のスピーチをする際にためらうのが『発音』のまずさです。私も、何度か自信を持って言ったセンテンスを『は?』といった感じで聞き返されて自信を失ったことがありましたが、発音もやはり、初期の段階で克服しておいた方が良いでしょう。

多くのオンライン英会話で発音の教材が用意されていますが、やはりフィリピン人よりはネイティブの方が良いですし、他にも発音に特化した下記のようなオンライン英会話もあります。

特徴として、発音の教授に特化しているところがあります。レッスンの最初のうちはじっくりと、時間をかけて発音を、特に日本人が苦手とするところから教えていき、それから本格的な英作文などに移行していきます。

最初のうちは、英語で咄嗟のスピーチなんてまずできる人はいないでしょうし、どうしても日本人の場合『失敗したくない』という意識が先行してしまうと思います。ですので、初めのうちは下準備をして、次第に自信をつけてから、咄嗟のスピーチに対応できるように、段階を踏んでいく方法がいいかと思います。

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