30分辺り300円以下の格安オンライン英会話の利用方法

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前回、オンライン英会話の種類をまとめました。基本的には4パターン、格安オンライン英会話(ノンネイティブ)、高級路線のオンライン英会話(ノンネイティブ)、格安オンライン英会話(ネイティブ)、高級路線のオンライン英会話(ネイティブ)です。

今回はその中で最もポピュラーな『格安オンライン英会話(ノンネイティブ)』のまとめを行っていきたいと思います。

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格安オンライン英会話の特徴

今まで60個ほどオンライン英会話のレビューを行ってきましたが、そのなかでこの『格安オンライン英会話(ノンネイティブ型)』に該当するのは17個でした。全体で見ると3割近くがこの150~300円の範囲におさまって、マーケット争いのしのぎを削っていることになります。

まず、このオンライン英会話会社の特徴は『安いこと』そして『講師の質がまちまちである』ことが、傾向としてあげられます。代表的なのはレアジョブやDMM、産経オンラインといた有名どころで、規模は大きいですが、中には良い講師も悪い講師も混ざっている状況です。

そして、他社に比べ『差別化』に成功していると思える会社が少ないです。例えば、価格の面で他社を圧倒している「weblio英会話」や、この価格帯の中で唯一ネイティブや欧州系の講師を雇っている「DMM英会話」、規模と知名度で圧倒している「レアジョブ」や、あとは教材や講師の質では高級路線にもひけをとらない「ELTO」や「PIKT」あたりは差別化に成功していると思いますが、他社にはあまりこれといった特徴がよく見えません(『ENC』や『ETOC』もこの価格帯では比較的クオリティが良いです)。

さらに、一部の例外を除き、基本的にカリキュラムは自分任せです。例えば、講師はその日の教材を読み、その日のレッスンを終えますが、ちゃんとしっかり生徒の最終的な目標を確認したり、それに対してアドバイスしてもらえる、といったようなサービス精神は、やはり高級路線をとっているような会社と比べると欠けています。

金額が金額ですので、極力様々なコストカットを図ろうという考えは良く分かりますし、こちらも高々150~300円程度の金額でそこまで過剰なサービスを望むこともできません。

格安のオンライン英会話会社と付き合っていくために

まず、格安オンライン英会話は『ゴルフの打ちっぱなしのようなもの』と割り切ってください。そこにコーチがつくわけでもなく、実践の場でキャディーさんがついてくれるわけでもなく、ただただボールを打つ機会を与えられているだけです。

そのため、カリキュラム、予習復習の方法などは、基本的に自分で考えて、自律しなくてはいけません。繰り返しますが、この値段帯ですと、講師にそこまで過剰なサービスを求めることはできませんので、この辺は自分で行わざるを得ない領域になってきます。

逆にいえば、この『カリキュラムを作る』『勉強方法を作る』といった部分を自分でおこなえる人間にとっては、格安のオンライン英会話は最良のコンテンツと化します。さて、それでは自律できる英語の勉強とは、いったいどのようなやり方を指すのでしょうか?

1.インプットを自分で行える

ある程度高級路線のオンライン英会話になると、インプットの機会を講師自ら設けてくれますが、この辺の水準ですと、中々稀です。教材を使えば一見インプットに役立つと思いますが、それも、自助努力あってこそです。

よくありがちなオンライン英会話の教材を使ったレッスンは、音読して、分からない単語を講師に聞いて、いくつか内容に関する質問をされて、終わり、というものです。これを毎日繰り返して、一か月後にいったいどのくらいの単語を覚えているでしょうか?

恐らく、2~3個ボキャブラリーが増えていればいい方です。予習、もしくは復習なしに、ただただ音読だけ、あるいはフリートークだけ、のレッスンを繰り返しても、語彙力、表現力は増えません。覚えようと努めて、それらの単語や表現を2~3回実際に使ってみて、1週間後くらいにもう一度確認して、それでやっとその単語を『覚えている』というレベルに達します。

あいにく、格安オンライン英会話の講師はポンポン日替わりで流れ作業のように変わっていきますし、こちらが一々どの単語を覚えていたかなんて頓着してくれません。ですので、勉強した事柄、あるいはすることがらに対する自助努力が必ず必要になってくるというわけです。

2.勉強方法を自分で考えられる

教材を使っているオンライン英会話ですと、教材のレッスンを進めてきます。使っていないオンライン英会話ですと、フリートークか、web教材のレッスンを進めてきます。ただ、PIKTとELTOを除いて、この価格帯のオンライン英会話会社の作る教材の質なんてたかが知れています。また、多くのこの価格帯のオンライン英会話が、初心者用の教材に力を入れていますが(恐らく、マーケティング戦略的にここの客層が一番おいしいのでしょうか)、中級~上級用の教材ともなると、用意している会社を探すのは容易ではありません。

この場合、自分で勉強方法を講師に提案する必要があります。放っておくと、レベルの合わない教材を使わされたり、フリートークにつき合わされたりします。ですので、理想を言えば中級~上級になったら実用的なカリキュラムを独自で組むようにしましょう。

例えば、毎日日記を英語でつけてその添削をしてもらったり(ただし、格安のノンネイティブですとやはりクオリティに限界がありますが)、それを次回のレッスンで資料なしでトークしてみたり、といった形です。

中級~上級であれば、コミュニケーションも英語で行えますので、あとは、英文の自分の興味のある資料(例えば、私はナショナルジオグラフィックなどが好きです)の内容を講師と一緒に確認したりと、英語でのコミュニケーションが少なからずとれれば、選択の幅が広がります。

3.復習のノートをつける

その日に音読したりフリートークして、新しい語彙や表現を教えてもらったとしても、一日二日たつと絶対に忘れます。これは断言できますが、復習をせずに英語力は決して身に付きません。

その日勉強したことは、最低でも一回、当日か翌日に確認し、そこで覚えた項目を次回のレッスンで使うようにしましょう。使うことによって脳に定着しますので、これこそ正しい格安オンライン英会話の活用方法だと私は思います。

ただ、一日に10個も20個もと、新しい単語や表現を欲張りすぎてもいけません。大体、5個程度、ただし、しっかりと定着させ、いつでも引き出せるようなレパートリーをどんどん増やしていけば、次第に会話の内容もアカデミックになっていきます(これは、英語に関わらず、どの言語を勉強する際にも通用します)。

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